INFO お知らせ

白ナンバーのトラック・社用車の現状と弊社の取組みについて

お客様各位
 
平素は弊社アルコール検知器「ソシアック」シリーズをご愛顧賜り、感謝申し上げます。
 
2021年6月28日に千葉県八街市で小学生の列に飲酒運転による白ナンバーのトラックが衝突するという大変痛ましい事故が発生いたしました。被害に遭われたご関係者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。
 
現在、旅客貨物自動車法により、いわゆる緑ナンバーの車両については業務前、業務後の点呼時にアルコール検知器を用いた飲酒チェックが法令により義務付けられておりますが、飲酒運転事故全体における割合の実に98%以上と言われている、いわゆる白ナンバー(自社便などのトラック・社用車など)については安全運転管理者の責務として飲酒の有無の確認・指示は定められているものの、どのように飲酒のチェックを行うかについては規定されておりません。
 
 弊社では(一財)全日本交通安全協会様と連携し、交通安全の一助となるよう白ナンバー自動車を保有する企業向けにアルコール検知器の使用を訴求している他、アルコール検知器の販売を通じ、(公財)交通遺児当等育成基金への継続的な寄付、飲酒運転撲滅イベントへの協賛、各種団体への寄贈、WEBセミナーによる飲酒教育の開催等により「飲酒運転・事故0運動」に取り組んでおりますが、悲惨な事故を根絶するべく、今後も更なる活動や関係機関への働きかけに努めて参りますので、皆々様のご理解ご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
 
<ご参考>旅客貨物自動車法で定められたアルコール検知器に関する義務
【アルコール検知器の備え付け】
◾営業所ごとにアルコール検知器を備える。
◾遠隔地で乗務を終了または開始する場合には、運転者に携帯型のアルコール検知器を携行させる。
【点呼時の運転者の酒気帯びの有無の確認の際のアルコール検知器の使用】
◾乗務の開始前、終了後等において実施することとされている点呼の際に、運転者の顔色、呼気の臭い、応答の声の調子を目視等で確認することに加え、アルコール検知器を使用することにより、運転者の酒気帯びの有無を確認する。
【アルコール検知器の保守】
◾運行管理者はアルコール検知器を故障がない状態で保持しておくために、アルコール検知器の製作者が定めた取扱説明書に基づき、適切に使用し、管理し、及び保守する事を実施しなければいけません。


 

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